こんにちは!「資格とっとこ」編集長のwakuzoです。
20年勤めた会社を辞め、サイドファイアー、起業してスモールビジネスに毎日楽しく邁進しているアラフィフです。
今回は「大学生」におすすめする資格というテーマ。
大学生・短大・専門学校生に読んで頂きたい記事です。
やる気はある!でも何に力を注いだらよいのか?分からないという方はぜひ読んで頂いて
明日からの行動に繋げて頂けたら嬉しいです。
人事に絡む仕事をしてきて年間で1000人以上の採用に関わってきたので、その辺も織り込みながら役立つ情報をお伝えします。
大学生におすすめする資格5選
理系、文系、専門関係なしに勧めるのでその点はご承知おき下さい。
はん用性がある、つぶしが効くという点でその他の資格よりも優れています。
1位「FP技能士」(ファイナンシャルプランナー)
毎年5月、9月、1月年3回実施される国家資格
合格すると「FP技能士」を名乗ることが出来ます。
日本FP協会HP
一貫してどの世代にもおすすめしている資格がFPです。
理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は「お金のプロフェッショナル」になれるから。(wakuzoが取得した資格だから、というだけではありません。)
あなたが、どんな職業に就いたとしてもビジネスでお金を稼ぐ以上その仕事と「お金のやり取り」は切っても切り離せません。
それが公務員などの公共性の高い仕事であったとしても、民間の会社との接点は必ずあります。
特に、課や部の責任者になったりプロジェクトリーダーなどを任されるようになると「お金」について知識が必要になってきます。
2つ目の理由は「人生、生まれてから死ぬまでお金の問題がついて回るから」。
出産から、墓場まで全てお金がかかります。人生のその時々のステージで大きなイベントがある。
結婚と出産、教育費、住宅ローン、投資(iDeCoやNISA等)親の介護、年金(貰うタイミング等)、終活、遺言、、
その時々で「悩み」や「不安」が生まれます。その時に自分自身が「プロフェッショナル」だったとしたら?
上記の不安にすべてに対して正しい判断が出来て、迷いない方向に自分自身で自分と大切な人を導くことが出来たら最高って思いませんか?
お金のことはとかく「相談しずらい」内容が多いです。大きな問題であればあるほど誰に相談したらいい?
一番信頼できるのは「自分自身」。それだけの知識を身につけられるのが「FP技能士」です。
2級FP技能士は半年程度の勉強で合格できる国家資格です。
2位「日商簿記」
毎年6月、11月、2月年3回実施される民間資格
毎年「企業が求める資格ランキング」で上位にランキングされる程認知度が高い資格
日本商工会議所
FPと比べるとビジネス上での「お金のやりとり」についてより深く具体的に学ぶ事が出来ます。
FPの場合、ライフプランを設計したり、保険や年金にについても学ぶ必要がありますが、簿記のあ場合はそういった項目はありません。
出題内容は商業簿記・工業簿記に分かれていて、100点満点中70点で合格出来ます。
年によって合格率にバラつきがあり、おおよそ20%前後の合格率です。
経理などで働く人だけでなく、キャリアアップして部門責任者になりたい人やいずれは個人で事業を立ち上げたい人にとっては必須の資格と言ってもいいかもしれません。
「転職に役立つ資格」記事で求人数ランキングで日商簿記が2位に入っています。
3位「TOEIC」
年10回各地で実施される世界共通の民間資格
国内のビジネスシーンを想定した試験内容で企業から高く評価
国際ビジネスコミュニケーション協会
3位、4位は英語関連資格です。
グローバル社会とか世界が小さくなったと言われてもう10年(20年?)以上経ちますが、汎用性、つぶしが効く、どの専門職にも役立つと考えると「英語資格」は外せません。
社会に出て思うのは、「英語が出来た方が(それだけで)得」と言うことです。
仕事上でもプライベートでも英語が出来るだけで「チャンスをより多く得られる」と言うことは間違いないでしょう。
仕事(たとえ日本を絶対に出ないであろう仕事に就いても)で、日本のお客様の海外の友人を一緒にもてなす機会があるかもしれません。
また、海外との取引が始まり「英語」が出来るスタッフで新規プロジェクトに参加できるチャンスが得られるかもしれません。
プライベートでは、日本に来ている観光客と居酒屋で楽しい出会いがあるかもしれませんし、海外に行ったときに多くの会話が生まれ英語が出来ない人よりもずっと濃密で楽しい時間を過ごせるでしょう。
言い換えると、英語が出来ると言うことはそれだけで「コミュニケーションのツールを2倍に出来る」とも言えるのではないでしょうか。
英語は日本語よりも全世界で通じる言語なので「2倍」では少なすぎるかもしれません。
特に「TOEIC」はグローバルな試験なので、獲得した点数は全世界共通で評価されるメリットがあります。
「転職に役立つ資格」記事で求人数ランキングでTOEICが4位に入っています。
4位「実用英語検定」
毎年春、夏、冬年3回実施される民間資格
全国47都道府県の約230都市、および海外4都市で実施される
日本英語検定協会HP
4位は実用英語検定、「英検」です。
2級以上が目指すところですが、ビジネスで評価を得るなら1級を狙いところです。
実際、TOEICと英検で迷うという人、TOEICとTOEFLで迷う人がいると思いますが、迷う位なら全部取る。
その位の意気込みの方が将来役立つスキルを習得できるはずです。
「転職に役立つ資格」記事で求人数ランキングで英検がが5位に入っています。
5位「宅建士」
基本年1回秋に実施される国家資格
ハローワーク求人数でも上位にランクされる人気資格
不動産適正取引推進機構
なぜ宅建士??と思われた方、汎用性という意味では上位4つの資格に差をつけられていますが、ハローワーク求人数では英語の2資格を抑えて3位にランキングされている人気資格です。それだけ「社会から必要とされている資格」と言いかえる事も出来ます。
また、宅建士と言うのは住宅に関するスペシャリストなので、自分自身や家族などが住宅を購入、賃貸する時に役立つ知識を得られるというメリットもあります。
住宅購入と言うのは多くの人にとって「人生最大の買い物」であるわけです。
そんな時に「取り返しのつかない変な失敗」をしないためにも、正しい知識を身につけておきたいところです。
また、「家を売る」時も損をしない一番良い方法で売却できるメリットもあるので、人生で2度おいしい。
さらに、宅建士には独占業務があるので「住宅販売をする事務所には5人に1人宅建士を置かなければいけない」というルールが法律で定められています。その為、求人数も多く、企業側から必要とされる人になれるわけです。時間で働くアルバイトなら時間給に大きな差が出ますし、社員の場合は2~3万円程度の手当が付くケースが多いようです。一度取得すれば一生宅建士としてメリットを享受出来るので、半年~1年頑張って取得する価値はあるのではないでしょうか。
「転職に役立つ資格」記事で求人数ランキングで宅建士が3位に入っています。
ハローワークで求人が多い資格ランキング
詳細は以下の記事をご覧ください。
求人数が多い順に10資格、それだけ求人があるということは「その資格の保持者は有利」と言うこともできます。
求人が多ければ多いほど、あなたの応募は増え、応募できる求人が多いほど、あなたの選択肢が増え、採用の確率も上がる結果になるのです。
1位「建築士」
2位「日商簿記」(1級~3級全て含む総計)
3位「宅地建物取引士」
4位「TOEIC」
5位「実用英語検定」
6位「社会保険労務士」
7位「税理士」
8位「証券外務員税理士」
9位「インテリアコーディネーター」
10位「基本情報技術者」
大学生におすすめする資格5選が、こちらの上位資格から選ばれたことがお分かりかと思います。
ただ、FPはトップ10に入っていませんが前述した通り、人生設計に一番役立つという意味で1位にランクさせて頂きました。
お金と人生と資格の話
人生生きていると「これば間違いないな」と思える事があります。
誰かに習ったことではなく、自分自身で体得したこと。
それらは若い時にももちろんあるのですが、年齢を重ねていくとそれらが増え、重なって、1つになっていく感があります。
お金を目的にする人生なんてつまらない。wakuzoもそう思います。
時間は有限。お金だけ貯まって好きな事に時間を使えない人生では完全にNGですよね。
では、どんなスタンスでお金と付き合うのがいいのか?
単位時間あたり「稼げる」方がいい。
さらに「楽しく稼げたら最高」と思います。
もっと言ってしまうと、楽しく稼げれば「稼ぎは少なくても良いのかもしれない」とさえ思います。
でも、ある程度生活にはお金が必要です。
1時間で1000円稼げる人よりは、2000円、3000円稼げる人になることを1つの目標にしても間違いはない。
その為に「資格は役に立つ」と断言します。
スキルさえあれば「稼げる」という側面がるのも事実です。
プログラマーやWEBデザイナー等はスキル1つでどこにいても稼げる時代。
でも、片方で日本は「資格社会」であることも事実であって、今後10年、20年で変わることはないでしょう。
ココがポイント
時間あたり稼げる仕事に就こう
その為に資格を役立てよう!
大学生におすすめする資格5選
いかがでしたか?
はん用性という部分を前面に出しての5資格だったので、専門性のある資格を希望する人にとっては物足らない選定だったかもしれません。
ただ、今考えているあなたの専門は、生涯ずっと続くかどうか?は誰にもわかりません。
専門性を上げるのにフォーカスするのも1つですが、長い人生を考えて資格を選ぶのも1つの方法ではないでしょうか?
仕事にもプライベートにも役立つ資格を5つ選んだつもりなので、ぜひまとまった時間に取得する事をおすすめします。
時間はだれにも平等。
そしてその使い方は自分自身で選べるわけです。
大学や短大、専門学校を卒業した時に、「結局なにも残ってないな」と後悔しない為にも、
1つ「これだ!」と選んだ資格、取ってみませんか?
最後まで読んで頂きありがとうございます。
あなたの幸せな人生が資格取得とともにあることを願っています。