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こんにちは、「資格とっとこ」編集長のwakuzoです。
資格取得、キャリアアップに挑戦する人を応援するサイトを運営しています。
皆さん「学び」に前向きですか?はたまた後ろ向きでしょうか?
今回は近年注目を集める「リカレント教育(学び直し)」についてのご紹介です。
気になる「学び直しと成功の関係」などもあわせてご紹介します。
今回の記事は「mazrica times リカレント教育とは」を参考に書かせて頂いています。
リカレント教育で年収が上がる
「平成30年度 年次経済財政報告」第2章100年時代の人材と働き方の中でこんなデータがあります。
内閣府の調査で社会人になってから学び直しをすることで2年後に年収で約10万円、3年後には15万円近く増加する事が明らかになりました。
実際に年収ベースで15万の増加は少なく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、仕事を継続していくことを想定すると、10年で150万、20年で300万と大きな収入に結び付ける事も可能です。
そもそもリカレント教育とは?
次に最近よく耳にする「リカレント」という言葉の意味について少しだけ深堀してみましょう。
リカレント教育とは?
リカレント教育とは?
義務教育を終えた後、就労と教育を交互に繰り返す学習のこと
働くことを前提とした学びを指す
日本では「生涯学習」という言葉が今まで普通に使われてきました。
「生涯学習のユーキャン」みたいに日常的に使われていますが最近になって「リカレント教育」とか「注目のリカレント」など「リカレント」が多発している印象。
今まで使われていた「生涯学習」と「リカレント」の違いはどこにあるのでしょうか?
リカレント「ココがポイント」
リカレント教育は働くことを前提とした学び
対して生涯学習は人生のおける学びで働くことを前提とはしていない
リカレント教育が注目されるわけ
リカレント教育が今注目される理由は主に3つあると言われています。
リカレント教育が注目される3つの理由
〇ビジネス環境が大きく変化する世の中になり、その変化に対応するため
〇働き方の多様化がすすみ転職が当たり前の時代になってきているため
〇高齢化社会になり4人に1人は100歳になるといわれる中、人生100年時代を生き抜くのに学びが注目されている為
本当に注目されているの?と思う方へ、
以下の企業や大学で「リカレント教育」を制度として取り入れています。参考までにご覧ください。
- 埼玉県立大学大学院保険医療福祉学研究科
- 立正大学大学院法学研究科
- 國學院大學大学院経済学研究科
- 千葉大学大学院教育学研究科
- 武蔵野大学大学院法学研究科
- 武蔵野大学大学院環境学研究科
- 大阪体育大学大学院スポーツ科学研究科スポーツ科学専攻
- 関西大学大学院外国語教育学研究科
- 京都府立大学大学院公共政策学研究科
- 福岡県立大学大学院人間社会学研究科
- 国士館大学大学院政治学研究科
- 聖学院大学院政治政策学研究科
- 仙台大学大学院スポーツ科学研究科
- 神戸親和大学大学院文学研究科
- 拓殖大学大学院地方政治行政研究科
- 日本大学大学院新聞学研究科
- 関東学院大学大学院法学研究科
- 國學院大學大学院経済学研究科
- 北星学園大学大学院経済学研究科
- 北星学園大学大学院社会福祉学研究科
- 神戸学院大学大学院総合リハビリテーション学研究科
- 日本女子大学リカレント教育課程
- 近畿大学通信教育部法学部
- 近畿大学通信教育部図書館司書コース・学校図書館司書教諭コース
様々な教育機関でリカレント教育に力を入れているのが分かります。
通信講座もあるのでどこに住んでいるかは問題ではありません。
リカレント教育導入事例
以下のように実際に導入している企業や団体があり、制度拡充は今後も広がっていくと見込まれます。
導入事例
■ サイボウズ:「育自分休暇制度」があり最長6年、会社を離れて自己成長にチャレンジできる。
■ ヤフー株式会社:「勉学休暇制度」があり、最長2年専門技術・知識習得のため求職出来る。
上記の企業に入った人は「幸せ」ですね。うらやましい。
企業が社員の成長こそが自身の企業の成長に結びつくと考え、その為の制度も整っています。
学び直しへ個人的な想い
これからはwakuzoの個人的な意見です。
今若い人は20年後、30年後に思いをはせて。
そして40代、50代の人は迫ってくる定年後を想定して読んで頂けると幸いです。
wakuzoは「学び直し」は「人生の後半戦に特に有効」と思っています。
若いときはそうでもないかもれいませんが、特に人生後半戦になった時に効果を発揮します。
定年して仕事を終え、廃人になってしまう。
やることが無くて公園を散歩して夕方から酒を飲む毎日、、、という生活に憧れる人はいないでしょう。
でも、会社に全ての時間を費やして30年も40年も費やした後に、その対象(会社)が急になくなったら上記のような状態になることは避けられないかもしれないと思います。
そうならない為にどうした良いか?
学びを継続する事に尽きます。
人生が後半戦に近づけば近づくほど学び直しが必要になってくるのです。
若いときは「がむしゃらに仕事に100%を注ぎ込む」そんな時代があったもよいでしょう。
でも、30代後半、40代くらいになってからは「会社を退職した後」の事も想定して何かをスタートする必要があります。
学び直しを始める事であなたの人生の後半戦が豊かに、よりチャレンジングにすること出来るのです。
あくまで事例として学び直しにマッチする講座を3つご紹介します。
これらは通信で学べるので好きな時に好きなだけ学べるのもメリットの1つです。
学び直し事例3つ
その1.「WEBデザインのスキルを磨いて、サイト作成」ヒューマンの通信講座*たのまな『在宅WORK』
低予算で一生遊べる、世界へ発信するツールをあなたは手にすることが出来ます。
wakuzoは独学でサイト作成を学びましたが、2度目があるとしたら最短で学べる通信講座に申し込みます。
その2.「大人の学び直し日本史講座」(ユーキャン月1,980円×12回)ユーキャンの全講座一覧
歴史を学ぶと旅が10倍面白くなる。月1冊のテキストに4か所の歴史名所が紹介されているので「旅する事」と「学び直し」を直結させるツールとしては最適です。
個人で、夫婦で、大切な人と行く旅行の楽しみも倍増します。
その3.「俳句入門講座」(ユーキャン月2,980円×12回)ユーキャンの全講座一覧
お金のかからない趣味。しかも俳句が詠める人は「生き方がステキ」と思いません?
旅に出た時に「俳句を詠んで手紙にしたためる」なんてwakuzoもしてみたい、と少し憧れます。
直ぐに「〇〇」について学びたいという人は少数派かと思いますので、学び直しのテーマを決める基準を3つご紹介します。
リカレント教育のテーマ決め・3つのおすすめスタイル
現職と直接関係するテーマを選ぶ
王道がこれ、現職にいきるテーマを選ぶです。
より深く、広く、今の仕事に活かせる知識をインプット出来ます。
今の仕事が好きで好きでたまらない、もっともっと力を付けて成果を出したいと思う方にピッタリです。
関連するテーマがいまいちピンとこないかたは上司に相談するのも1つです。
現職と間接的に関係するテーマを選ぶ
例えばFP技能士。
どんなお仕事であれ、お金に関係しないビジネスはありません。
FPや簿記について学ぶのはどうでしょうか?
直接は仕事と関係がないかもしれませんが、経済の仕組み、お金の流れについて詳しくなると意外と今の仕事の見方も変わってくるかもしれません。
間接的に良い影響があるかもしれない。
話題の幅も広がって職場内、外で良い交流に繋がるかもしれません。
また、自分の人生にも役立つ知識がインプット出来るのでお得感があります。
全く現職とは関係のない「好き」を基準に選ぶ
wakuzoおすすめは断トツでコレ。
「好きなテーマ」や「興味のあるテーマ」を選んで没頭して学んでみる。
そんな時間が何よりも価値があると思うからです。
定年後「歴史について研究をしている」と言う方がいました。
調べものをしながら、全国各地を歩き回り史実を確かめる。
人生後半戦の時間の過ごし方として、とても素敵な人生だと感じました。
リカレント教育まとめ
リカレント教育について理解は深まりましたか?
学び直し。
仕事をしながら、仕事に役立つ学びを同時進行するのも1つ。
仕事をしながらも、仕事とは全く関係のない学びをスタートするのも1つ。
年収を上げるための学び直しもいいですが、
時間の自由を手にした時、過去一充実した時間にするための学び直しのほうが大事とおもうwakuzoです。
学びと聞くと「勉強は嫌い」と毛嫌いする人がいらっしゃるかもしれません。
でも、人間って不思議と「新しい事を知りたい」という本能みたいなものを持っていると思いませんか?
今まで知らなかったことを知った時の喜び。
自分で何かを発見した時の興奮。
そういった喜びは死ぬまで大事にしていきたい。
そんな風に再認識したwakuzoでした。
皆さんも、学び直ししてみませんか?
講座数も多く、学び直しの選択肢が多いのが魅力!