こんにちは!日本酒好きのwakuzoです。
今回は「旬の魚」で一杯という話題です。
年齢とともに、魚が美味く感じるようになるのはなぜでしょうか?
暇つぶし、勉強の合間に読んで頂けるコンテンツです。
日本酒を飲みたくなるので、勉強前の人は用心して下さい。
旬の魚
日本各地で捕れる魚にも旬があります。
その旬を待って、季節の魚を頂くのは日本人の文化の1つでもあり、単純に楽しみの1つでもあります。
早速春から冬の順で見て行きましょう。
春
■ 初鰹(3月~5月)
餌を求めて北上する途中で捕るので、赤身がおおくサッパリした特徴。
本場高知では「塩タタキ」でシンプルに豪快に頂く。
三重県等では鰹の内臓を塩辛にした「酒盗」と呼ばれる郷土料理があります。新鮮な鰹の内臓が手に入ったら挑戦してみて下さい。酒が盗まれる程うまいことから「酒盗」と名付けられたとか、、
■ 鰆(さわら)
魚に春と書いて鰆(さわら)、まさに春の訪れを告げる春が旬の魚です。
地元の方に教えて貰ったのがこの時期になると必ず食べるのが「鰆の炒り煮」
簡単に言ってしまうと「鰆版のすき焼き」。
長ねぎではなく、この時期の新玉を山盛りいれて旬の鰆を頬張るようです。
適度に脂が落ち、シナシナになる前、シャキシャキ感を残した新玉と食べると、もう箸が止まりません!
夏
■鮎(あゆ)
■コノシロ/コハダ(4月~12月)
江戸前寿司で珍重されるネタの1つ、コハダ。
出生魚で大きさで呼び名が変わる。
シンコ(5㎝程度)ーコハダ(7~10㎝)-ナカズミ(12㎝程度)-コノシロ(15㎝以上)だが厳密に計測して呼んでいるわけではない。(←当然っ!)
小骨が多いため骨切りという手法で包丁を入れて食べるのが一般的。手間がかかるので大きくなったコノシロは安く手に入れる事が出来て、味は絶品。酢で〆て食べると極上のつまみになります。他みそ焼きや酢味噌で和えて食べたりしてもおいしい。
■太刀魚(たちうお)6月~9月
深い海に生息、夜間に集魚灯に集まったところを捕獲する。
うろこがなく、新鮮なものほど銀色に輝いている。
たんぱくな白身で、刺身や焼き魚で。皮が薄いためどちらも皮を引かずに食べる。たんぱくだけれど、旨味があるのが特徴、個人的には白焼きにしてワサビで食べると酒が止まらない。身が柔らかいので焼いたあとさらに盛り付けるときに注意。
■うなぎ
夏のスタミナ食として賞味され、「土用の丑の日」にはウナギが定番化されているが、通年捕れる魚。
蒲焼も外せない、白焼きも食べたい。2人で食べに行くときは両方を頼んで折半するのがベスト。
■鱧(はも)6月~9月
関西で評価の高い人気魚。大阪市場では主役級に。
小骨が多いのが特徴で包丁を細かく入れる骨切りで処理する。
熱湯にくぐらして酢味噌などで頂くと絶品。鱧ちりや吸い物など。
秋
■ 戻り鰹(10月~11月)
北の海でたくさん餌を食べて南下する鰹を捕るので、脂がのっているのが特徴。
春と同様に「塩タタキ」で食べられています。この季節の鰹は脂がのっていることもあり、パンチの効いた薬味をふんだんにのせて食べるとよりたくさん食べれるようです。
また三重県の郷土料理にタレに漬け込んだ鰹と酢飯をあわせた「てこね寿司」があります。ショウガや大葉を活かして山盛り食べたくなるおいしさです。
冬
■牡蠣(かき)10月~4月
栄養価も高く「海のミルク」とも呼ばれ、ビタミン、ミネラル、鉄分が豊富。カキフライや鍋、お好み焼きなど多様な食べ方がある。
ご当地では「殻付き牡蠣」を市場で袋詰め放題で必死で詰め込んでいる風景が見られる。殻付き牡蠣はレンチンで味変を楽しみながら手軽に賞味出来る。個人的にはバター醤油がベスト!酒も合うが、ご飯に汁ごと乗せて掻っ込むと昇天してしまうほど旨い。
■ふぐ 10月~2月
高級魚で知られているふぐですが、旬の時期はご当地ではふぐ祭りなどで格安で提供される。出汁のでる魚なので、雑炊や煮物、鍋などが人気。皮から出るコラーゲンを利用した煮凝り料理もおいしい。
■鰤(ぶり)11月~2月
有名な出世魚、地方によって呼び方が異なる。
関東地方ではワカシーイナダーワラサーブリ
同じ仲間のヒラマサよりも濃厚で旨味が深く、特に冬の寒ブリは人気。
冬の寒ブリは脂ののりも多いため、ブリ大根等冬の野菜で煮つけにして食べると日持ちもするので楽しめる。煮凝りも美味。
ご当地にはご当地の食べ方がある
日本料理が世界文化遺産になりましたね。
日本料理を愛するwakuzoは単純にうれしかったです、世界に認められて、観光資源にもなるわけで。
旬の魚をご紹介しましたが、旬の魚が捕れる地域にはその地域で発展した食べ方があります。
家で普通に食べてきた料理。
それが意外に日本各地には広まっていない。
そんな料理を調べてピックアップして見ます。
お料理好きな方、酒にあうつまみをお探しの方。
是非トライしてみて楽しんで下さい。
自分で作った後に、実際にご当地へ行って本場の味を楽しむのもいいですね。
鰆の炒り煮
ググっても検索にヒットしないので、おそらく特定の地域のみで食べられている真の郷土料理。
基本すきやきと一緒の甘めの出し汁でサッと煮付ける料理です。
生で食べられる鰆と生で食べてもおいしい新玉ねぎを使います。
どちらもサッと火を通し、目の前のぐつぐつしているすき焼き鍋から取り出して頬張って下さい。
余分な脂が落ちていることもあり、さらに玉ねぎのフレッシュ感があいまって、エンドレスでたくさんの量を食べられます。
我が家では刺身を楽しみつつ、同時に鰆の炒り煮を楽しむのが春の恒例行事に。
すき焼き同様、軽い感じの赤ワインとかでもイケます!
殻付き牡蠣の蒸し焼き
牡蠣が捕れる地方では「基本地元の人は生で牡蠣を食べない」と聞いたことがあります。
日本の全ての地域ではないかもしれませんが、地元に長年住む人であればあるほど、「火を通して食べる」のが当たり前のようです。
レンチンで1個1分程度でいい感じに火が入るので、あとは味を付けて食べます。
地元では炭火などバーベキューと一緒に殻付き牡蠣を並べて火を囲んで家族や友人と食べています。
個人的には味は薄い物から濃いものに味変していって、最後はバター醤油で〆ます!
やっぱ、王道白ワインか、常温の日本酒ですかね!
コノシロの酢〆
〆鯖を作る要領でコノシロの酢〆を作ってみて下さい。
コハダが好きな人は、ハマること間違いなしです。
骨が気になる人は背側から骨切りを、気にならない人はそのままでも大丈夫。
〆た当日も美味いですが、〆た次の日かその翌日位が一番味が馴染んでおいしくなります。
やっぱ、冷酒ですかね~~!
へしこ
魚やイカなどをぬか漬けにした料理。
石川や福井などの日本海側の郷土料理。
wakuzoは30代で初めて知った料理。最初に食べたのはサバ、そのあとイワシ、イカなどのへしこを食べましたが全てがうまい。
冬の保存食でもあったため、塩分がかなり濃く、塩分がガツンと来た後に「独特の旨味」が下の上に広がる。
ぬかを洗って落とし、火を入れずにそのまま切ってつまんだり、焼いたりして食べる。
塩分が濃いのでお茶漬けなどに最適、スプーン一杯程度のへしこでご飯一膳はおいしく完食出来る。自分で漬け込んでもおいしく出来るのでおすすめ。
旬の魚で一杯やる・まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本には各地域に海があり、四季折々の魚が捕れます。
そんな恵まれた日本に住んでいるので、存分に楽しみたいですね。
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