公務員を目指そうとお考えのあなたへ。
公務員の種類って分かりにくいと思いませんか??
誰か、ざっくりわかりやすく教えてくれ~~!!
という方へ、この記事を書きます。
要約なので、あくまで概要を理解したい人向けの内容です。
この記事で分かること
公務員の種類(ザックリ)
公務員の受験資格(ザックリ)
公務員試験日程(ザックリ)
概要が分からなければ、詳細は分かりません。
1つ1つ、ステップを踏んで理解を深めましょう。
そして大事なのは1つに目標を絞って走り出す事。
この記事が良いスタートのきっかけになることを祈っています!
公務員試験について知りたい方
講座選びに迷ってしまって先にすすまない
公務員試験についてまとまった冊子が欲しい
どの公務員試験を受けるのが良いのか分らない
入門/転職どちらか1冊を選択
公務員の職種とは?
公務員の種類は何種類あるかご存知ですか?
大きく分ければ2種、「国家公務員」と「地方公務員」。
自分がどの職種に挑むのか?詳細をチェックしておきましょう。
公務員の人数
公務員の人数は約330万人です。
正規の就業者数が令和4年3651万人なので、ザックリお伝えすると330万人÷3651万人×100≒9%
世の中の正規社員の11人に1人は公務員という言い方も出来るわけです。
次に公務員の人数の割合、どんな種類があるのか見て行きましょう。
国家公務員
公務員の約18%を占めるのが国家公務員です。58.8万人います。
大体公務員と言われる人の5人に1人が国家公務員。
国の機関に勤めるのが国家公務員で、霞が関の中央省庁や税務署、裁判官、国会職員、防衛職職員などである。
行政職(一)
行政職(二)
専門行政職
税務職
公安職(一)(二)
海自職(一)(二)
教育職(一)(二)
研究職
医療職(一)(二)(三)
福祉職
専門スタッフ職
指定職
特定任期付職員
地方公務員
公務員の約82%を占めるのが地方公務員で274.3万人おり、公務員の大半を占めます。
市役所の窓口業務、県立・市立学教職員なども地方公務員です。
内訳は都道府県がおよそ50%、市の職員が25%、指定都市が12%、町村が5%程度となっています。
地方公務員の種類は、地方公共団体により呼び名が異なり、以下の一覧は参考程度にご覧ください。
事務系職種
一般行政事務/学校事務/警察事務
技術系職種
土木/建築/電気/機械/化学/農業/農業土木/農芸化学/造園/畜産/林業/衛生監視/薬学/獣医師/保健師/臨床検査技師/診療放射線技師/保育士/管理栄養士/心理/社会福祉/学芸員/司書
公安系職種
警察官A/警察官B/交通巡視員/消防官
公務員の試験・受験資格・日程
ざっと公務員試験の日程を見てみましょう。
ザックリ言うと大概の試験が春から申し込みが始まり、秋頃試験が多いようです。
ただ、近年試験日程が早める傾向があるので、事前に確認し早まっていて申込むのが間に合わなかったなんてことにならないように気を付けましょう。
国家公務員試験(令和3年度日程)
倍率 | 年齢 | 申込 | 試験日 | |
一般職 | ||||
総合職試験大卒程度 | 11.1倍 | 21歳以上30歳未満 | 3月26日~4月5日 | 一次試験:4月25日 二次試験:5月23日および25日~6月11日の指定日 合格発表:6月21日 |
総合職試験院卒者試験 | 2.5倍 | 30歳未満 | 同上 | 同上 |
一般職大卒試験 | 3.6倍 | 21歳以上30歳未満 | 4月2日~14日 | 一次試験:6月13日 二次試験:7月14日~8月2日の指摘日 合格発表:8月17日 |
一般職高卒試験 | 事務5.1倍 技術1.9倍 農業土木1.6倍 林業3.1倍 |
卒業した日の翌日から起算して2年を経過していない者、試験年度の3月までに卒業する見込みの者 | 6月21日~6月30日 | 一次試験:9月5日 二次試験:10月13日~22日の指定日 合格発表:10月7日 |
一般職社会人試験 | 事務 募集なし 技術10.1倍 農業土木5.5倍 林業 募集なし |
40歳未満の者 | 6月21日~6月30日 | 一次試験:9月5日 二次試験:10月13日~22日の指定日 合格発表:11月16日 |
専門職 | ||||
税務職員試験 | 4.0倍 | 各試験年度の4月1日において高等学校または中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して3年を経過していない者および試験年度の3月までに卒業する見込みの者。 | 6月21日~6月30日 | 一次試験:9月5日 二次試験:10月13日~22日の指定日 合格発表:11月16日 |
外務省専門職員試験 | 7.1倍 | 21歳以上30歳未満の者 21歳未満の場合条件あり |
3月26日~4月9日 | 一次試験:6月12日,13日 二次試験:7月13日~21日の指定日 合格発表:8月18日 |
国税専門官試験 | 3.1倍 | 21歳以上30歳未満の者 21歳未満の場合条件あり |
3月26日~4月7日 | 一次試験:6月6日 二次試験:7月5日~16日の指定日 合格発表:8月17日 |
財務専門官試験 | 4.2倍 | 21歳以上30歳未満の者 21歳未満の場合条件あり |
3月26日~4月7日 | 一次試験:6月6日 二次試験:7月5日~7日の指定日 合格発表:8月17日 |
食品衛生監視員試験 | 4.1倍 | 21歳以上30歳未満の者で所定の課程を修了した者。 21歳未満の場合他に条件あり |
3月26日~4月7日 | 一次試験:6月6日 二次試験:7月14日~21日の指定日 合格発表:8月17日 |
労働基準監督官試験 | A:6.6倍 B:4.2倍 |
21歳以上30歳未満の者 21歳未満の場合条件あり |
3月26日~4月7日 | 一次試験:6月6日 二次試験:7月13日~15日の指定日 合格発表:8月17日 |
法務省専門職員試験 | 矯正心理A:3.1倍 矯正心理B:5.9倍 法務教官A男子:4.2倍 法務教官B女子:4.9倍 法務教官A社会人男子:3.3倍 法務教官B社会人女子:1.6倍 保護観察官:2.9倍 |
21歳以上30歳未満の者 21歳未満の場合条件あり |
3月26日~4月7日 | 一次試験:6月6日 二次試験:7月5日~8日の指定日 合格発表:8月17日 |
航空管制官試験 航空保安大学校学生試験 |
航空管制官:20.0倍 航空保安大学校航空情報課:4.6倍 航空保安大学校航空電子課:1.8倍 |
【航空管制官】 21歳以上30歳未満の者 21歳未満の場合条件あり 【大学校学生】 各試験年度の4月1日において高等学校または中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して3年を経過していない者および試験年度の3月までに卒業する見込みの者。 |
【航空管制官】 3月26日~4月7日【大学校学生】 7月20日~29日 |
【航空管制官】 一次試験:6月6日 二次試験:7月7日 合格発表:8月26日,27日 【大学校学生】 一次試験:9月26日 二次試験:11月15日~18日の指定日 合格発表:12月21日 |
海上保安大学校学生試験 会場保安学校学生試験 |
大学校試験:6.2倍 課により3.6~5.8倍 |
各試験年度の4月1日において高等学校または中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して2年を経過していない者および試験年度の3月までに卒業する見込みの者。 | 7月20日~29日 | 一次試験:9月26日 二次試験:10月19日~28日の指定日 三次試験:11月30日~12月10日 合格発表:11月24日 |
気象大学校学生試験 | 7.1倍 | 各試験年度の4月1日において高等学校または中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して2年を経過していない者および試験年度の3月までに卒業する見込みの者。 人事院が認めた者 |
8月26日~9月6日 | 一次試験:10月30日,31日 二次試験:12月18日 合格発表:1月20日 |
皇宮護衛艦試験 | 大卒:17.7倍 高卒:16.9倍 |
【大卒】 21歳以上30歳未満の者 21歳未満の場合条件あり 【高卒】 各試験年度の4月1日において高等学校または中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して5年を経過していない者および試験年度の3月までに卒業する見込みの者。 【社会人】 40歳未満の者 |
3月26日~4月7日 | 一次試験:9月26日 二次試験:10月25日~29日の指定日 合格発表:11月24日 |
刑務官試験 | 9エリア毎に試験を実施 1.3倍~15倍で差が激しい |
4月1日において17歳以上29歳未満 40歳未満(社会人) |
7月20日~29日 | 一次試験:9月19日 二次試験:10月21日~27日の指定日 合格発表:11月24日 |
入国警備官試験 | 警備官:31.3倍 警備官社会人57.6倍 |
4月1日において高等学校または中等教育学校を卒業した日の翌日から起算して5年を経過していない者。 | 7月20日~29日 | 一次試験:9月26日 二次試験:10月26日~28日 合格発表:11月24日 |
防衛省専門職員試験 | 英語:4.2倍 ロシア語:4.7倍 中国語:3.2倍 朝鮮語:3.1倍 アラビア語:6倍 |
21歳以上30歳未満 | 4月8日~22日 | 一次試験:6月6日 二次試験:7月26日~8月2日 合格発表:8月16日 |
裁判所総合職試験 裁判所一般職大卒試験 |
総合職院卒:11倍 総合職大卒:52倍 一般職大卒:9.5倍 |
21歳以上30歳未満 | 4月1日~9日 | 一次試験:5月8日 二次試験:6月5日、他指定日 三次試験:7月8日9日指定日 合格発表:7月30日郵便で通知 |
裁判所一般職高卒試験 | 30倍 | 卒業した日の翌日から起算して2年を経過していない者(試験年度の4月1日において) | 7月6日~9日 | 一次試験:9月12日 二次試験:10月13日~26日の指定日 合格発表:11月12日 |
国立国会図書館総合職試験 国立国会図書館一般職大卒試験 国立国会図書館一般職高卒試験 |
総合職:121倍 一般職大卒:63倍 |
21歳以上30歳未満 | 3月22日~4月7日 | 一次試験:5月9日 二次試験:6月6日、他指定日 三次試験:7月6.7.8日の指定日 合格発表:7月28日以降郵便で通知 |
衆議院事務局総合職試験大卒 衆議院事務局一般職試験大卒 衆議院事務局一般職試験高卒 衆議院事務局衛視試験 |
総合職:82倍 一般職31倍 技術職:ー 一般職高卒:117倍 衛視:75倍 |
大卒:21歳以上30歳未満 高卒:17歳以上21歳未満 |
3月26日~4月5日 | 一次試験:4月26日 二次試験:5月31日、他指定日 三次試験:6月25日 合格発表:7月下旬郵便で通知 |
参議院事務局総合職試験 参議院事務局一般職試験 参議院事務局専門職衛視試験 |
総合職:58倍 一般職:131倍 監視:117倍 |
総合職:21歳以上27歳未満 一般職:17歳以上21歳未満 監視:17歳以上20歳未満 |
3月1日~4月9日 | 一次試験:5月1日 二次試験:5月18日、5月16日~29日の指定日 三次試験:7月上旬 合格発表:7月30日以降郵便で通知 |
国立大学法人等職員試験 | 3.4倍 | 平成3年4月2日以降に生まれた者 | 5月12日日~26日 | 一次試験:7月4日 二次試験:大学ごと 合格発表:大学から通知される |
地方公務員試験
地方公務員は地方自治体ごとに種類を決め、試験内容、試験日程を決めています。
地方上級試験は例年6月後半の日曜日(令和3年は6月20日実施)が統一実施日となっていますが、北海道、東京都、大阪府、特別区、大阪市は5月上旬から中旬に一次試験が行われています。
東京都の場合、東京都人事委員会から3月4日採用試験案内が公示されています。
全ての都道府県を記載出来ないので、ここではあくまで1つの事例として東京都職員採用試験についてまとめます。
各都道府県に人事委員会という職員採用を扱っている機関があるので問い合わせを早めにしてみる事をおすすめします。
倍率 | 年齢 | 申込期間 | 試験日 | |
東京都 | ||||
Ⅰ類A試験 試験案内PDF |
事務:15.4倍 土木:2.7倍 建築:4.6倍 機械:2.1倍 電気:2.3倍 |
平成2年4月2日~平成10年4月1日生まれの者 | 4月2日~8日 | 一次試験:5月9日 二次試験:6月24日、25日の指定日 合格発表:7月13日 |
Ⅰ類B試験 試験案内PDF |
行政:13.7倍 土木:2.8倍 建築:4.5倍 ICT:6.4倍 機械:1.8倍 電気:1.7倍 環境検査:7.5倍 林業:7.0倍 畜産:3.5倍 水産:9.3倍 造園:7.8倍 心理:2.5倍 福祉A:1.6倍 福祉C:ー 衛生監視:4.8倍 栄養士:7.0倍 獣医:2.2倍 薬剤A:4.9倍 薬剤B:10.0倍 |
平成4年4月2日~平成12年4月1日生まれの者。試験により資格が必要。 | 4月2日~8日 | 一次試験:5月2日 二次試験:6月15日~23日の指定日 三次試験:7月7日、8日の指定日 合格発表:7月13日 |
公務員試験年間スケジュール
【国家公務員総合職】
2月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | |
日程 | 広告 | 申込 →一次試験 |
一次試験 合否発表 |
二次試験 合否発表 |
官庁訪問 面接 |
官庁訪問 面接 |
ー | 内定 |
【国家公務員一般職(大卒)】
2月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | |
日程 | 広告 | 申込申込期間 | 申込期間 | 一次試験 | 一次試験 合否発表 |
二次試験 最終合否 |
官庁訪問 | 内定 |
【国家公務員(高卒)】
5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | |
日程 | 広告 | 申込期間 | 申込期間 | 申込期間 | 一次試験 | 一次試験 合否発表→ 二次試験 |
官庁訪問 採用面接 最終合否 →内定 |
【地方公務員】都府県・政令指定都市(大卒)
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | |
日程 | 広告 | 申込期間 | 一次試験 | 一次試験 合否発表 →二次試験 |
最終合否 発表 |
採用面接 意向調査 |
内定 |
【地方公務員】都府県・政令指定都市(高卒)
6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
日程 | 広告 | ー | 申込期間 | 一次試験 | 一次試験 合否発表 →二次試験 |
最終合否発表 採用面接 意向調査 |
内定 |
公告日も都府県によってかなりばらつきがあるので早めに電話で確認しましょう。
人事委員会への問い合わせポイント
職員採用案内が発表されるのは何月何日か?
どこで貰えるか?(郵送してもらえるか?)
インターネットでダウンロード可能か?
公務員試験の難易度
結局のところ、試験の難易度はどうなの?という方へ。
スタディング公式サイトでとってもわかりやすく難易度がまとめられていたので、その記事を参照して見ます。
詳細は公式サイトでご覧ください。→スタディング公務員の難易度
難易度 | 試験 | 詳細 |
Aランク | 国家総合職 | キャリア官僚と呼ばれる 公務員試験 |
Bランク | 東京都Ⅰ類B | 人気があり受験生の レベルが高い試験 |
Cランク | 国家一般職 国家専門職 裁判所一般職 |
人気があり全体的に 難易度は高め |
Dランク | 国家専門職 (国税専門官) 地方上級 特別区Ⅰ類 |
地方上級は一定の採用数 があるのでねらい目。 |
Eランク | 一般的市役所 警察官 消防官 |
試験内容の難易度はかなり 下がるため人物評価で決まる 可能性あり |
合格するために必要な事
難関資格や公務員試験に合格するために必要なのことは1つです。
「他の人よりも早くスタートをきる」こと
解り切っている事かもしれませんが、意外と講座選びに迷ってあれこれ悩むことに時間を割いてしまいがち。
「あれもある」「これもある」
「あれこれ考える」「あれこれ悩む」期間は最小限にしたいところです。
理由は講座選びは本格的勉強前の「ウォーミングアップ」でしかないからです。
自分の道は「これしかない!」と思えた時
人間は見違える力を発揮すると言われています。
おもしろい法則があって、人間の性質を知る事が出来るので興味のある人は下の+をクリックして詳細をチェックして下さい。
公務員職種一覧まとめ
いかがでしたか?公務員試験の種類についてザックリでも理解して頂けましたか?種類についてある程度頭に入ったら、試験についての案内資料を手元に取り寄せましょう。
試験によって受験資格も違うのでまずは詳細の確認から。
同時におすすめなのは「クレアールの公務員入門ハンドブック」です。
とってもまとまっていて、概要から詳細まで理解できるので貰っておいて損はありません。
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参考
料金の比較はあくまで地方上級コースを参考に料金を比較しました。詳細は公式HPで確認頂くようお願いします。
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