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こんにちは!「資格とっとこ」編集長のwakuzoです。
資格取得、キャリアアップに挑戦する人を応戦するサイトを運営しています。
収入を上げたい、の一心で資格取得を目指している方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、知っておいた方が良い事があります。
収入と生活満足度は比例しないと言うことです。
収入が増えれば増えるほど、生活満足度は上がると思いがちですが。
実際は違う事を知ったうえで、ライフプランを考えて行きましょう。
生活満足度と収入(GDP)の関係
生活満足度と一人当たりの実質GDPの推移
(幸せのメカニズムより)
パラサポWEB「幸せはコントロールできる?幸せになるために重要な4つの因子」
ここでは一人当たりのGDPを収入と考えて、上のグラフを見てみましょう。
収入は右肩上がりで上昇し続けていますが、生活満足度は横ばいであることが解ります。
本来、収入の増加と比例して満足度も上がっていて欲しい気もしますが、実際はそうなっていないんです。
1960年代は収入は少なくても「幸せ」と言う人達が一定数いました。
2010年代は収入はずっと増えているけど「幸せ」と言える人は増えていない。
なぜそういったことがおこってしまったのでしょうか?
お金が増えれば幸せになるという考えは間違った思い込み
私たちは、知らぬ間に「お金が増えれば幸せになる」とどこかで思い込んでしまっています。
wakuzoも実際にそうでした。
いくらあっても困るものじゃない、稼げれば稼げた方がいいと。
がむしゃらに働き、稼ぎました。
でも、人より稼げるようになって気づいたことがありました。
時間的自由が誰よりもなくなっていたことに。
行動経済学者のカーネマンは、お金が増えれば幸せになるという思い込みを「フォーカシング・イリュージョン」と呼び、人は間違ったところに焦点をあわせがちと言っています。
幸せになれる4つの因子とは
幸福感とお金には比例の関係がない事がわかりました。
それでは、何があれば人は幸せを感じる事が出来るのか?
満足度、幸せ感を増やすためには何にフォーカスして頑張れはいいのか?
4つの因子についてご紹介します。
「やってみよう」【自己実現因子】
よりよい自分に、なりたい自分になれているかどうか?
「ありがとう」【感謝の因子】
人生に感謝出来ているか、他者に親切にし助けたいと思う気持ち
「なんとかなる」【前向き・楽観因子】
どんな局面でも前向きで自分が絶対に成功すると思える
「ありのままに」【自分らしさの因子】
人からどう見られるかではなく、自分らしさを信じることが出来る
1つ1つチェックしてみて、どれか足りないと思うものがあれば見直しをして意識して行動に移してみよう。
wakuzoの個人的な見解
収入は豊かさをもたらす
収入が増えれば一定の豊かさをもたらしてくれるのは間違いありません。
買えなかったものが買えるようになる。
行けなかったレストランに行けるようになる。
収入が増えると自然に支出も増えがち
上記に書いた通り、収入が増えると今までお金が無くて出来なかったことを始めるのでその分支出が増えます。
スキューバーダイビングを毎月行く、海外旅行に行く、習い事を始める、ジムの会員になる、、、いくらでもお金の使い道はあるからです。
時間軸を忘れない
収入が増える過程で必ず起きるのが「責任が増える」→「仕事時間が長くなる」という構図です。wakuzoも死ぬほど仕事をした経験があり、評価も上がり、収入も増えましたが、その過程で「拘束される時間」も増えました。
365日仕事と言われ、いつも携帯を肌身離さず呼び出されれば直ぐにスーツに着替えて出勤。そんな生活を10年近く続けて、最終的に行きついたのはどんな世界だったと思いますか?
〇使えるお金はたくさんある
〇使う時間がない
〇使うだけの健康な気持ちがない
そんな状態でした。
時間的な自由がある程度あって、自身の健康があって初めて稼いだお金を楽しく使えるのです。そうでないと、稼いで稼いで、何もできずに病気になって死んでいった、となってしまうかもしれない。
自分の人生が仕事に侵食されていた。
今にして思うと怖い日常で、思い出すと冷や汗が出ます。
支出をコントロールするのは自分
収入が増えると自然と支出も増えます。
でも固い意志があればコントロール可能です。
自由になるお金の上限を決めておくのがベスト。
wakuzoは毎月5000円とか1万円位は「なんとなく欲しい物」をネットで購入していました。
今思えば、「ストレス買い」です。
1か月も2か月も悩んで決めた、という類のものではなくなんとなく今月もがんばったから、みたいな理由でポチってしまう買い物。
支出をコントロール出来れば、将来の為の投資にも回す事が出来ます。
今のどうでもいい支出を、将来の為の価値ある投資に回すことを考えてみて下さい。
終着駅はどこか?明確にする
最終的なゴール、終着駅はどこでしょうか?
時間的自由、経済的自由がキーワードです。
あなたの終着駅に着いた時、何が得られるのか?
明確に、箇条書きでもいいので書き出してみましょう!!
それを手にした時を想像して見て下さい、自然に「ワクワク」しますか?
心躍るようなものが手に入りますか?
もしそうでないなら、別の終着駅があるかも、少し考え直す時間をとってみましょう。
生活満足度は収入に比例しない・まとめ
いかがでしたでしょうか?
若いときは高い収入を目指してバリバリ、かつ貪欲に働くのも1つの選択肢と思います。
でも頭の隅に置いておいて欲しいのは、生活満足度と収入は比例しないと言うこと。
4つの因子を持っていれば、もしかすると収入は1/10になったけど幸福度は10倍みたいなことも起こると言うことです。
〇 やってみよう因子
〇 ありがとう因子
〇 なんとかなる因子
〇 ありのままに因子
wakuzoは20年勤めた会社をアラフィフで辞め、1年後に起業して新規事業に取り組む毎日ですが、上記に伝えた「収入は1/10になったけど幸福度は10倍」をリアル体験しています。
ある本に書いてあった「幸福」の定義が素晴らしかったのでご紹介します。
【幸福とは】
自分の可能性に向けて進んでいると感じた時の喜び
ショーン・エイカー「幸福優位7つの法則」より
お金と関係ないところで喜びや幸福感を味わえている自分に感謝です。
あなたが就職する時、転職する時にこの記事が少しでも役立っていれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。