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「資格とっとこ」編集長のwakuzoです。
就職活動で「ガクチカ」問題というのがあるそうですね、、、
元人事部長でしたが、やっぱり聞いてましたね(^^♪
「学生時代に力をいれていたことは?」と。
それが「ガクチカ」問題。
コロナ禍で「ガクチカ」問題が就活生にとって「答えにくい」質問となっているようです。
もし、あなたが学生でこれから就活をするのなら、少しでも考えるヒントにして頂けたら幸いです。
ガクチカ質問への解答
wakuzoなら資格取得をして「ガクチカ問題」にこう答えます。
あなたのガクチカは?
無いなら「ない」と答えよう
無いものをあるように取り繕うことはやめた方が良いでしょう。
「言い訳」が上手な人に見られるからです。
職場でも同様のケースが社会に出るとあります。
「頼んでおいた作業、今日までだけど終わった?」と確認された時
タイプA
必死でウソをついてごまかそうとする人
タイプB
全部正直に話しして、その後の対応にベストを尽くす人
職場でどんな人が増えたら会社が良くなると思いますか?
面接官はそういった事を見ています。あなたの言動と行動にはあなたという人間が出ます。
無いのなら「ない」と認められる人にまずはなる。
大切な時間を、目的もなく過ごしてしまったことに気づいた。
自分の性格や行動力のなさに気づくことが出来た。
何もできなかった自分に気づいた、そこからスタートを切りたいと言った方がいいかもしれません。
無いなら作る
ガクチカに対して「全くありません」というのもさすがに気が引けますね。
「何もしてこなかったのかよ、、、」と印象は悪くなります。
勉強でなくてもいいんです。
あなたが好きなことに熱中したとか、社会に出たら出来なくなると思って
好きな読書(マンガ)を年間で500冊読んだとか、
1つのことに熱中して時間を過ごしたことは面接官の興味を引くでしょう。
あなたの「好き」は面接官にも伝わります、好きな理由が伝わるように話をするチャンスです。
やるなら徹底的にやったほうが良い、それはあなたの強みになります。
おすすめは資格取得
資格取得をガクチカにする場合、パターンは2つあります。
1つは、あなたの希望する仕事に関係する資格を取得する。
もう一つは
好きを極める資格を取得するパターンです。
仕事に関係する資格
どんな仕事でも直接的に関係する資格や間接的に関係する資格はあります。
そんな資格を入社する前に取得する人はしない人に比べて高評価を受ける事が出来ます。
アドバンテージを得られる理由
自分の時間を割いて準備する力があると評価できるから
何かの課題があった時にその課題を克服する努力が出来ると評価できるから
好き嫌いよりも、会社軸でものごとを考える事が出来ると評価できるから
会社に入るとやりたくない事も仕事になります。
好き嫌いで「する」「しない」を決める事は出来ません。
そんな環境で「苦手な勉強」だとしても資格取得という「目的達成」の為に頑張れた。
それは大きな成果ですし、アピールできるポイントになるはずです。
好きを極める資格
好きを深堀するような資格を取得したとしてもプラスの評価を得る事が出来ます。
写真や食、歴史、薬膳などの民間資格はいろいろとあります。
プラス評価の理由
熱中するものをみつけて、没頭する事が出来る性格は仕事にも役立つと評価できるから
仕事だけしかない社員よりも、長期的に見て安定したパフォーマンスが期待できるから
仕事で何かに躓いたときにも乗り越え、仕事を継続できる可能性が高いから
好きを極める資格だったとしても、仕事に間接的に関わりを作ることも可能です。
仕事で疲れた時、リフレッシュするには最適な対象(好きを極めた趣味)があなたにはあるからです。
どこかに置き忘れてしまって「好き」な事がわからなくならないように。
責任が重い仕事に就くようになった時こそ、リフレッシュが大切になるからです。
ガクチカ問題に答える
面接官が質問するのは「あなたという人間を知りたいから」です。
取り繕おうという魂胆はばれます。
印象も悪くなります。
どちらかと言うと逆の方がウケます。
素っ裸で勝負するイメージでトライしてみましょう!
そもそも失うものなんてないので。
ポイントがあるとしたら
「自分自身の整理整頓」です。
あなたという人間を自身でどれだけ理解しているか。
順序だてて、相手に理解してもらえるように人に伝えられるか。
その為に必要なのは「頭の中の整理」です。
一言でまとめる練習をしてみましょう。
あなたはどんな人間ですか?
好きな事は何ですか?
嫌いなことは何ですか?
将来の夢は?
それぞれワンフレーズで答えられるように。
そして「その心は?」と聞かれた時に整理して内容を答えられるようにしてみましょう。
心に残る面接
20年余りのキャリアの中で多くの面接をしてきました。
余裕で1000人は超えています。
その中でも数人心に残る人がいます。
守秘義務があるので詳細をお伝えする事は控えますが、、、
どの人にも共通点があります。
それは「自身に対して正直(ウソがない)」
自然体の人が多いと言うことです。
緊張は当たり前。
でも、良く見せようとしてもそれほど良くなるわけでもありません。
あなた自身をそのまんま見て貰えばよいじゃありませんか。
印象に残る人の面接は10年経っても、20年経っても頭から離れません。
そして、そういった人達は採用されていて、さらには長く勤めて貰っているケースが多いのも事実です。
ガクチカ問題まとめ
コロナ禍もあって、ガクチカ問題の当事者はご苦労が多いかもしれません。
海外旅行や人と会うことですら普通にできない世の中になってしまったわけですから。
でも、最後のアドバイス。
コロナ禍があったとしても、マイナスだけで捉えるのは避けましょう。
社会に出ても一緒です。
人事異動や会社の方針変更など、様々な変化が社会生活にはあります。
それらの変化のなかには、あなたにとって「望ましくない」こともあるでしょう。
そんな時に「マイナス」だったとだけ捉える人もいます。
そして、前向きな力を削がれてしまう結果に。
物事にはプラスの面とマイナスの面が同居しています。
マイナスが40%だったらプラスが60%
マイナスが60%だったらプラスが40%
大きなマイナスの出来事があってもプラスの面がいくらかは残っている。
そのプラスの部分、それがどれだけ少ないと感じても、その部分から打開していけるのが会社の中核に必要な人材です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
少しでもガクチカ問題を考える材料になったら幸いです。
wakuzoは挑戦する人を今後も応援し続けます!!