目次
近年話題になることが多い「キャリアコンサルタント」の難易度・合格率とおすすめの通信講座2選についてまとめた記事です。多くのスクールがあって、1つに絞るだけでも大変な作業。それだけで1か月も2か月も費やして時間だけ経過するのは避けたいところ。未経験からキャリアコンサルタントを目指すあなたへ、優良2講座に絞ってご紹介するのでこの記事でキャリアコンサルタント合格へ一歩を踏み出せることを願っています。
わかること
- キャリアコンサルタントが一生役立つ理由
- キャリアコンサルタントが人のためになる理由
- キャリアコンサルタントが将来有望と言える理由
【キャリアコンサルタント】
- 一生役立つ資格を取得したい
- 人の役にたつ仕事を目指したい
- 将来有望な国家資格を知りたい
【通信のみで合格】
キャリアコンサルタント難易度・合格率・日程・受験費用
難易度
結論からお伝えすると、受験資格のハードルは若干高め、試験の難易度は低めです。
人気の国家資格の宅建やFP、ビジネス実務法務検定などは受験資格がそもそもありません。年齢、性別、学歴、国籍問わず受験が可能ですが、キャリアコンサルタント試験は受験資格がしっかりとあってハードルが他の国家資格に比べて高くなっています。
受験資格
詳細は「キャリアコンサルタントになる3つの方法」でご紹介しますが、要件を満たさないと受験が出来ない試験です。
実務経験などがない未経験からキャリアコンサルタント試験を受験する方は厚生労働省が認定する講習の課程を修了しなければいけません。認定する講習は「キャリアコンサルタント講習検索サイト」で検索可能です。受講期間は平均すると3か月程度必要なため、受験資格を得るまでのハードルは高めと言ってよいでしょう。
試験の合格率
詳細は下に記載しますが、キャリアコンサルタント試験の合格率(筆記+実技)は40~60%前後で国家資格の中ではかなり高め。受験資格を得られれば2人に1人は合格に手が届く試験です。
合格率データ(学科・実技)
日本キャリア開発協会JCDA公式HPから詳細を確認頂けます。
学科 | 実技 | |||
合計 | 論述 | 面接 | ||
第23回合格率 | 81.2% | 62.5% | - | - |
平均点 | 76.9点/100点 | 91.8点/150点 | 32.4点/50点 | 60.8点/100点 |
第22回合格率 | 82.3% | 63.0% | - | - |
平均点 | 77.8点/100点 | 91.9点/150点 | 32.8点/50点 | 60.5点/100点 |
第21回合格率 | 59.7% | 62.9% | - | - |
平均点 | 71.2/100点 | 91.5点/150点 | 32.6点/50点 | 60.4点/100点 |
学科の方が例年合格率は高く、数字からみると学科・実技の同時受験する人の合格率は40~60%前後(同時受験合格率第21回46.9% 第22回59.3% 第23回60.7%)です。
国家資格の中で比較すると合格率は高い部類に入るので、難易度は低め、誰でも挑戦しやすく合格を目指せるのも人気の理由の1つです。
試験日程
キャリアコンサルティング協議会公式HPから詳細を確認頂けます。
キャリアコンサルタント試験は年3回、3月、7月、11月に全国各地の10程度の会場で行われます。受験案内の配布は試験日の3か月程度前から行われるので事前の情報収集はお早めに。
学科+実技(論述)試験 全国共通の日程 |
実技(面接)試験 会場により日程が異なる |
|
3月試験 | 3月第一日曜日 | 3月中旬の土日 |
7月試験 | 7月第一日曜日 | 7月中旬の土日 |
11月試験 | 11月第一日曜日 | 11月中旬の土日 |
受験費用
学科試験:8,900円
実技試験:29,900円
学科だけ、実技だけの受験も可能。いずれかの試験に合格すれば合格した試験は次回以降は免除されます。
キャリアコンサルタント詳細
そもそもキャリアコンサルタントとは?既にご存知のことかもしれませんが、以下の注意点は目指す前にの基礎知識としてしっておいたほうがいいのでチェックしておくようにしましょう。
キャリアコンサルタントの基礎知識
-
2016年4月から試験に合格する等して名簿に登録された人だけが名乗れる国家資格になった。
-
5年毎の更新が必須(更新費用8,000円の他に更新講習受講料が必要です。)
-
キャリアコンサルタント試験とキャリアコンサルタント技能検定は別物。技能検定はキャリアコンサルタントの上位検定。
- キャリアコンサルタント試験は学科と実技のいずれかに合格した場合、次回以降合格した試験は免除される。有効期限はありません。
- キャリアコンサルタント養成講習の修了をした場合、受験資格に有効期限はなく受験できる。
キャリアコンサルタントは厚生労働省によって認定された国家資格です。詳細は厚労省HP「キャリアコンサルティング・キャリアコンサルタント」でご覧頂けます。
キャリアコンサルタントを未経験でも目指せる最短ルート
キャリアコンサルタントになる3つの方法
キャリアコンサルタントになるにはキャリアコンサルタント試験の合格が必須で受験資格は以下の3ついずれかを満たす必要があります。(厚労省HPから引用)
- 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者
- 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験(4を参照)を有する者
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
キャリアコンサルタントを未経験で目指す方法
上記の受験資格をご覧頂けばお解り頂けると思いますが、未経験からキャリアコンサルタントになるには1か3しかありません。難易度は3の方がずっと高く多くの人が未経験からキャリアコンサルタント試験の合格を1から目指しています。
キャリアコンサルタントを未経験で目指す方法「STEP-3」
step
1厚生労働省の認定する講習を修了して受験資格を得る。
step
2キャリアコンサルタント試験に合格する。
step
3合格した後に名簿に登録してもらって晴れて「キャリアコンサルタント」を名乗ることが出来る。
キャリアコンサルタントが人気の理由
「一生役たつ資格」と言える理由
キャリアコンサルタントになると人のキャリアについて相談にのってアドバイスが出来るようになるだけではなく、自身のキャリア形成にも役立つ知識を習得出来ます。
参考
キャリアコンサルティングを通じて、自分の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めるとともに、社会や企業内にある仕事について理解することにより、その中から自身に合った仕事を主体的に選択できるようになることが期待できます。(厚労省HPより)
今キャリアについて信頼して相談できる人が周りにいらっしゃればとても恵まれています。ほとんどの人は誰に相談してよいかわからないというのが実情ではないでしょうか。その理由は簡単です。今まで生きてきた知見は役立たないくらい大きく時代が動いているからです。大げさかもしれませんが、10年前、20年前のキャリア形成の仕方とは別物、転職は当たり前、自分のキャリアは会社に委ねるのではなく自分で積み重ねていくことが求められています。学生の方なら職業を選択するのに役立ちますし、現役の方なら転職を視野に何を磨けばよいのか気づきを得ることが可能。シニア世代でそろそろ定年、セカンドキャリアについて考え始めた人は自分らしいセカンドキャリアを築くのに役立つはずです。
ココがポイント
キャリアコンサルタントは自分自身のキャリア形成に役立つため、一生役立つ資格ということが出来るでしょう。
「人ためになる資格」と言える理由
前述しましたが、自身にも人にも役立つ資格。悩んでいる人に的確なアドバイスを与えられるようになります。
自身が困ったことや悩んだことも大切な経験となり、人のためになるエピソードになります。就活や転職といった人生の転機に、迷える人を救うきっかけを与えられるかもしれません。
ココがポイント
職業はさまざまありますが、人の役にたつ職業に就きたい人にとってキャリアコンサルタントは魅力的な仕事と言えるでしょう。
「将来有望な資格」と言える理由
厚生労働省発行「キャリアコンサルタント養成計画(PDF)」にすべてが記載されていますが、平成36年(2024年度末)までにキャリアコンサルタント及びキャリアコンサルティング技能士の累積養成数を10万人にする目標を掲げています。2023年3月末で約6万5千人がキャリアコンサルタントとして登録しており、目標達成までにあと3万5千人の登録者が必要です。
ココがポイント
残りの試験回数も少なくなってきており、厚労省も力を入れて登録者数増に邁進することが予想されます。
キャリアコンサルタントを最短で目指せる講座
キャリアコンサルタントは全国でいくつかの講座がありますが、選ぶ選択肢が多いと悩みも増えるから大変!良い講座があったら教えてと言う方向けに以下の2講座をおすすめします。それぞれ特徴が異なるので自分にあったどちらかを選ぶと良いでしょう。 決め手に欠ける方は両方で開催されている説明会に参加するとどちらの方が自分にあっているかわかるのでおすすめ。ヒューマンアカデミー | TRP | |
---|---|---|
学習 スタイル | オンライン +通学(ZOOM) | 全てオンラインで完結 |
受講期間 (最短) | 約6か月 (3か月) | 3か月 (1.5か月) |
入学金 ・他 | 33,000円 (税込) | 無し(0円)/テキスト代不要 |
受講料 |
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297,000円(税込) |
受講生 の声 | 受講生の声 | 受講生の声 |
特徴 |
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給付金 | 専門実践教育訓練給付金 | 専門実践教育訓練給付金 |
割引 |
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説明会 動画 | 10分でわかる! 養成講座 | 説明会動画5本 (ダウンロード視聴) |
説明会 |
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資料請求 | 資料請求 | ー |
公式 ページ | 公式サイト | 公式サイト |
キャリアコンサルタントの難易度・合格率まとめ
わかったこと
- キャリアコンサルタントが一生役立つ理由
→自分のキャリア形成・転職時に活用できるから - キャリアコンサルタントが人のためになる理由
→多くの人がキャリア形成に悩んでいるから - キャリアコンサルタントが将来有望と言える理由
→厚労省が10万人養成の目標を掲げているから
キャリアコンサルタントは将来有望な国家資格ということもあって、簡単にとれる資格ではありません。料金も安くありませんし、学習時間もそれなりに必要とします。
それだからこそ、将来活かせる資格、という見方もできるはず。
あのとき、頑張って取得しておいてよかった。と振り返る時が来るかもしれません。後悔のないように思い立った時にスタートするのも1つのスキル。迷いのある方は情報収集からスタートすることをおすすめします。
【キャリアコンサルタント】
- 一生役立つ資格を取得したい
- 人の役にたつ仕事を目指したい
- 将来有望な国家資格を知りたい
【通信のみで合格】
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