「資格とっとこ」編集長のwakuzoです。
何で知ったのか、、、出会いのきっかけを思い出せません。
でもとっても良い本に出合ったのでご紹介します。
本の評価と言うのは人それぞれ。
他人から勧められて「良かった」と思わない事も多かったので個人的に本を人に紹介することは
あまりしなかったのですが、今回は万人に知ってもらいたいと思ったので紹介します。
読んで欲しい人
〇明確な目標があって、石にかじりついてでも達成したいと思っている人
〇目標の達成までの期間を1日でも短くしたいと思ってい人
〇人の行動特性を知って、今後の自分の行動を良い方向へ誘導したい人
紹介する本の名前と著者名
「成功が約束される選択の法則」ショーン・エイカー著
複数の本を書いていますが、私は今のところ上記の本しか読んでいません。
しかも買ったわけではなく、図書館でお借りして読みました。
久々に数時間で読破した本。
理由は「今挑戦している目標達成の方法が具体的に書いてあったから」です。
目標は人それぞれでしょう。
でも、挑戦すること自体は同じなわけです。
それが、資格取得の勉強であっても、マラソンであっても、ダイエットであっても。
一般化できる「法則」が具体例とともに書かれています。
1つ1つの例が「自身の目標達成に役立つ」情報ばかりなのです。
1つ目の事例
ネタばれにはなりますが、良いでしょうか?
商品を売るときのスタンプカードってありますよね。
今回はコーヒーショップを事例に考えてみます。
Aグループは空のスタンプカードを渡され10個貯まると1個コーヒーがプレゼントされると知らされます。
Bグループは12個貯まると1個コーヒーがプレゼントされますが、スタート時に2つサービスでスタンプを押してあげます。
AグループもBグループも1個コーヒーのプレゼントまでは10個のスタンプが必要なのに変わりありません。
でも、実験をした結果Bグループの方が10個のスタンプが溜まるまでの時間が早かったそうです。
違いは、AグループとBグループの「認識の仕方の違い」のみです。
Aグループはまっさらのスタンプカードで残り10個もあると感じる。
Bグループは既に2個スタンプが押されていて残り10個しかないと感じる。(1個スタンプを貰うと計3つ、1/4を通過するというマジック!)
この実験結果を読んだときのwakuzoの驚きと興奮!
伝わりますか??
人間の認識の仕方によって、その後の行動が全然変わると言うことです!!
2つめの事例
ある作業をするのに、70%を超えた時に声掛けするグループとそうでないグループ。
声掛けしたグループの方が早くタスクを終える事が出来た。
これは人間の特性として、終わり(ゴール)をまじかに感じると行動量や集中力が増すと言うことを表しています。
マラソンでもゴールが見えた瞬間にペースが速まる。
読書でも残りのページが少なくなると読むペースが速まる。
ラットでの実験ですら、迷路脱出実験で出口に近づくほど行動量とスピードが速まる結果になったようです。
ここで自身の目標達成を早めるためにどう使えるか?
目標は手に取れるところにある。まじかにあると認識する事で集中力やエネルギー量が増すと言うことです。
資格取得の勉強も長期戦で気持ちがなえる事があることでしょう。使えますよ!
大学の試験などでは毎回E判定でやる気が出ない状態をどうやって改善するか?
A判定じゃなくてもC判定のおよそ半数は合格している(あくまで事例)ことを踏まえ、残りの期間の半分が経過するまでにC判定まで上げる事を目標にする。
そしてC判定とE判定の得点差はたった15点(あくまで事例)しかない!と認識させる。
本来ある目標の7割程度に目標を置き換え、手前にゴールがあると認識させることが大事と書いてあります。
資格試験で考えてみましょう。
5科目の試験があって1つの科目しか及第点に届いていない時、どう認識させるか?
どの科目も100点満点で60点が及第点としましょう。
1科目クリアしているので、残りは4科目。
4科目も全てが0点ではないわけです。
残り4科目もあると思うと全体として道のりは20%かもしれない。
でも、取れている得点もあり、その得点は4科目で200点もあった。
とすると4科目で足りない点数は「たった40点」と思えるわけです。
ゴールまでの距離が縮まった!!と思いませんか?
そうやって自分の脳に認識させることがポイントです。
心理学がおもしろい!!まとめ
心理学と言うと大げさかもしれませんが、人間の本来持っている特性というものがあります。
人それぞれの性格とは別のところに、性として持っている特性。
それらの知ることで「目標達成」が早まるとしたら?
困難な状況を1日でも早く脱する事が出来るとしたら?
知っておいたほうが人生が良い方向にいくと思いませんか??
wakuzoはもっと早くにしりたかった、そう思いながらガムシャラに読破しました。
皆さんも興味があれば購入して読んでみて下さい。
きっと人生に役立つ本の1つになるはずです。
認知特性という言葉をご存知ですか?
人の記憶能力にはそれぞれ特性があって、以下の3つのタイプに分類されると言われています。
- 視覚優位者・・絵や写真などで記憶しやすい
- 言語優位者・・文章化、図式化すると記憶しやすい
- 聴覚優位者・・音として情報処理すると記憶しやすい
多く場合、1と2の方法に頼ってしまいがちですが、忙しい人におすすめなのは3の聴覚を利用したインプットです。
通勤時間やバスタイム、就寝前後、他にもリモートワーク中、家事の最中も有効に時間を活用することが可能。
あなたならではのオーディオブックの使い方をトライしてみませんか?