「資格とっとこ」編集長のwakuzoです。
資格取得に挑戦する人を応援するサイトを運営しています。
資格を持っているけど、以下のような不安はありませんか?
正式名称が分からない
趣味資格も書いてよいのか不明
そんな方に、人事関連の仕事を20年していたwakuzoがお答えします。
履歴書の書き方3つのポイント
基本的なポイントは以下の3つです。
履歴書資格欄のポイント
取得した日付順に書く
取得した日は資格証や免許証の発行日を指します。登録日、取得日、合格日などと記載されているケースもあります。
正式名称で書く
必ず正式名称で記載しましょう。正式名称は資格証に記載されている通り書きましょう。
全ての資格を書く
基本的には持っている資格を全て書きましょう。
資格が1つもない場合
履歴書の資格欄が空欄になるので格好がつかないという方がいるかもしれません。
どうやって書けばいいのでしょうか?
正解は
「特になし」。
「特になし」と記載すれば面接管に「記入漏れ?」と誤解されることはなくなります。
また、資格が1つも無いときにマイナス評価になるか?という疑問について解答します。
正解は
「マイナスにはならない」。
後述しますが「プラス評価される可能性をゼロにする」のと一緒なので非常に勿体無い選択です。
せっかくのプラス評価を得られるチャンス、何か1つ資格取得することをお勧めします。
面接官側からの視点
毎年100人以上の面接に関わってきたwakuzoからちょっとしたアドバイスです。
面接を毎日何人もしていると、何枚も履歴書に目を通す訳です。
そこで、注目するのが「経歴」と「資格」と「備考欄」の3つです。
その中で応募者が特徴を出しやすいの項目は「資格欄」です。
例えば、転職希望の人が転職に備えて5年で5つの資格を取っていた。
その5つの資格がどれも転職先の会社で役立つと言う理由で取った資格だったら、プラスの評価になるでしょう。
また、直接仕事に関係のない資格だったとしても、専門性のある資格だったとすると
「話を聞いてみたい」と面接官に思ってもらえます。
誰も聞いたことがないようなレアな資格だったとしてもです。
そうなったら「資格欄に所持資格を記載した甲斐があった」と言えます。
あなたは得意とする分野のことについて自由に話すチャンスを貰えたのです。
面接官からのアドバイス
履歴書で「資格欄」はあなたの特色を出すチャンス
「特になし」よりは何か特色を出せる資格があれば、アピールのチャンス
難易度に関係なく自分のカラーを出せる資格が1つあった方がベター
面接でのNG事例「資格関連」
数えきれないほどの面接をしてきて、資格関連で共通するNG事例を3つお伝えします。
資格に誇り?
資格を持っていること自体に「誇り」みたいなものを感じているケースです。
wakuzoは常々伝えているのですが、資格はただの道具に過ぎません。
道具を持っているだけです。
そこにはあなたの労力や努力、かけたお金などがあってその対価として資格があるのは十分理解できます。
でも、ただの紙切れに過ぎないという言い方も出来るわけです。
仕事でその資格を活かせるかどうかは「あなたの仕事ぶり」にかかっています。
なので、「資格を所有」していることに過度なプライドを持つのは止めましょう。
資格取得の理由
学校に行って取得したような資格の場合に多く見受けられます。
上記の「資格に誇り?」にも似ているのですが、資格取得をした理由を聞いたときに
その資格を取得すれば「一生安泰」みたいに返答するケースです。
資格を取っただけで「一生安泰」なんてことはあり得ません。
どんな難関資格だったとしても。
理由は、資格で評価されることはなく、どの会社であっても「仕事自体」で評価されるからです。
資格取得の理由を聞かれた場合、必ず取得した先にある「仕事」や「仕事の先にあるお客様」にフォーカス出来る話にするのが得策です。
話しすぎ
資格の欄で面接官が食いついてきて質問をしてくれた時。
チャンス!と思って熱心に話す事自体はとても良い事です。
楽しいことを楽しそうに話しが出来る、それはとっても魅力的に映るでしょう。
でも話しすぎは禁物。
面接官の顔色、目線などをしっかりと見ながら話をしましょう。
面接官が興味を持っていないのに、一人でダラダラとしゃべり続けるパターン。
結構見受けられるNGケースです。
会話として成り立つように、一人で話し続けるのではなく質問を交えながら会話形式になるとベストです。
まとめ
いかがでしたか?
履歴書の資格欄に書ける資格がない方。
せっかくのチャンス、みすみす潰してしまうこともないですよね。
面接官に注目してもらえるかもしれない、資格欄。
通信で1か月からでも取得できる資格があるので、空いた時間に取ってみるのもいいのではないでしょうか?
全国には知らない酒蔵がたくさんあります。