投資は怖いからはじめられないでいるかたも多いかもしれません。世の中新NISAで投資熱が盛り上がっているようですが、そんな熱に推されて投資を始めても良いことはありません。しっかりと自分の考えを整理してリスクを踏まえて始めることをおすすめします。
さて、今回は投資が怖いと思う理由の1つについて。証券口座に口座を開設して証券会社が倒産した時に全額返金されないのではないか?もしかすると1円も戻ってこないのではないか?そんな不安がある方へ、投資が怖いと思うのには理由がありその理由はただしくないかもしれない。
証券会社が倒産した場合、口座に預けているお金はもどってくるのか?とわかりやすく解説します。
今回の記事はFXを始めた人に預けた会社が倒産したらどうなる?というお話ですがFX以外、株やCFD、ETFなどでも日本の証券会社で運用する場合は同様の補償制度があるので基本全額が守られる作りになっています。詳細は金融機関破綻時の金融商品の保護についてをご覧下さい。
全額保全され戻ってきます
安心してください。
あなたの利用する証券会社に預けた大事な資金、証券会社が倒産したら全額が返金されます。日本で営業している証券会社ならその仕組みがないと認可されないのでどの証券会社でも大丈夫、安心してください。
あくまで、倒産した場合であって「資産が1円も減らない」とか「元本が守られる」と言っているわけではありません。運用によっては資産は減ることもあるのはご承知おきください。ここで「全額が戻ってくる」とは運用しているその時の資産全額という意味です。
Aさん:100万を運用していて110万に
Bさん:100万を運用していて90万に
この時点で証券会社が倒産した場合、Aさんは110万、Bさんは90万があなたに返金されます。
混同されがちな預金保全制度
どこかであなたの預金は1000万まで保護される、なんて耳にしたことはありませんか?同一口座なら上限が1,000万と。
わたしは聞きかじった情報で上限1,000万保護される話は証券会社に預けて運用している資金にも適用されるのかと勘違いしていました。これは間違った情報なので皆さんには正しい理解をして頂きたいと思います。
■正しい情報
1,000万まで保護される=預金保険制度の話:対象は銀行預金
上記の内容は証券会社の話ではありません。それじゃ、証券会社で運用している資金は証券会社破綻時には守られないの?と不安な方。
安心してください。
他の制度があって、全額守られます。詳細を一覧で比較して見てみましょう。
預金保険制度と信託保全の違い
預金保険制度 | 信託保全 | |
対象金融機関 | 銀行の預金など | 証券会社など |
金融機関事例 | 銀行、信用金庫、信用組合 信用組合、信金中央金庫等 | ヒロセ通商、SBI証券、みんなのFX等 |
対象 | 当座預金、普通預金、定期預金、定期積金、金融債等 | 評価損益(含み益)、スワップポイント等全て |
対象外 | 外貨預金、上限金額を超えた預金 | ー |
上限金額 | 1,000万円+利子 | なし(全額保全) |
詳細 | 預金保険機構 | ヒロセ通称「信託保全」 |
実際比べてみると、予想外。銀行に預金しているお金よりも証券会社で運用している資金の方がより手厚く守られているんです。意外。
銀行が一番安全ってイメージありませんか?上記の一覧表で比較してみると、銀行は保証の上限があるのに対し証券会社は上限なしで守ってくれる仕組みがあるのでずっと安心。特に資産が多い人は銀行よりも証券会社の選択になるのかもしれません。
事実を知れば不安が減る(こともある)
われわれ人間は未知のものに対して反射的に「怖い」と思う動物。それは相手が人の時もそれ以外の時も同様。今まで投資に対して接点がなかった方は投資に対して「怖い」と思って当然の反応なのです。
- 投資で失敗したら全額スッカラカンになっちゃうかも
- 投資はハイリスクハイリターンだからわたしには縁がない
- 投資は特別なお金持ちだけがやることで敷居が高い
上のように感じている方は多いかもしれません。10代のわたしがそうでした。
親が投資とは縁遠い二人だったこともあり、投資=手を出してはいけない危なっかしいお金のやりとり、くらいにしか情報がありませんでした。私と似たような人に始めてほしいのは正しい情報に触れること。ネットで検索するのも良し、本を買って読むのもよいでしょう。正しく理解してそれでも「怖い」と思うなら止めておくことをおすすめ。皆がやっているからと言って始める理由には十分ではないからです。
個人的には投資は一日でも早く始めた方がよいと思っていますが、リスクがあるのも事実。
今回の記事で少し安心したという方はToushi-Tripの他の記事も読んで頂けると、もう少し不安や怖い思いがへるかもしれません。
おすすめはTOP→投資の始め方→投資LESSON。小学生をイメージして書いてあるのでわかりやすく初歩的な知識をインプット可能です。
まとめ「倒産時でもあなたのFX口座資金は保護されます」
良かった。証券会社が倒産したと仮定したときでも銀行の預金より手厚く守ってくれることが分かりました。
証券会社が最悪倒産してもあなたの大事な投資資金は保護され全額返ってきます。しかも、上限なしで全額が対象なのでまず1つ不安が減ったと感じて頂けていたら幸いです。
FPのわたしでも預金保険制度と混同していて恥ずかしい。銀行に預けているお金が保証されるのとは別の仕組みで証券会社の口座資金は保全されるんですね、しかも大きな違いは保全される資金に上限がないこと。
投資のリスクはゼロにはなりません。「100%儲かる」とか「元本保証」とか歌われている商品は怪しいとおもってスルーするようにしましょう。正しい知識は自分自身で積み重ねていくこと、最後の判断は100%自己責任で行うこと。それが投資家の仲間入りをする第一歩です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。あなたの不安が1つ減っていたら嬉しいです。