今回はポジティブ心理学についてです。
私はポジティブ心理学を学んではいないので、あくまでミーハー的な視点で
少しだけ掘り下げてみます。
ストレスに病んでいる人。今後ストレスに悩む生活を送りたくない人向けの記事です。
「ポジティブ心理学とは?」簡単にまとめると
従来の心理学は対象が心理的に病んだ人(主眼が心の弱さ)でしたが、ポジティブ心理学の対象は健康で元気な人(心の状態がもたらす幸福)です。
心理学の目的は健康な心理を回復させることにありましたが、ポジティブ心理学の目的は以下の通り「私たちの幸福と生きがい」です。
セリグマン博士によると、ポジティブ心理学が取り組むべき課題は「既存の競争主義や成果主義を否定することなく、個人と制度両面への有機的アプローチを図りながら“ウェル・ビーイング”(Well-Being:いわゆる幸福や生きがいの意味)を育んでいく」ことにある
良く、あの人はポジティブとかネガティブって言いますが、そもそもポジティブとは?
ポジティブ心理学では「ポジティブ感情」という感情の役割に注目しています。
ポジティブ感情とは?
楽しさ(高揚感・喜び)
満足感・充実感(心の静けさ)
興味・関心・好奇心
愛情・感謝
個人の注意力や認識力、行動力の幅を拡大
社会的資源(寿命や年収等)を増大させる
ココがポイント
ポジティブ心理学はわたしたちの「幸福」「生きがい」を目的にする新しい学問。1998年マーティン・E・P・セリグマン博士博士が創設。Wikipediaでセリグマン博士の詳細を見る
どんな企業で導入されている?
Microsoft
他コンサルティングファーム、法律事務所、教育機関
アメリカで発祥し、日本に遅れて入ってきたものはたくさんあります。
日本のトヨタの社内教育でも取り入れられているのがポジティブ心理学。
数年後には一流企業の教育、福利厚生の「当たり前」のパーツになっているかもしれません。
学ぶと得られるものは?
ポジティブ心理学を学ぶと、どんな風によいことがあるでしょうか?
資格でも学びでも「実際の生活に役立ってナンボ」ですよね。
以下、気になる年収、仕事、日常生活の3つでまとめました。
年収
以下「日本の人事部」記事より引用させて頂いています。
アメリカの大学入学時にポジティブ度を測定し、19年後の年収を調べた調査があります。
ポジティブ度が低いグループに比べ、高いグループの年収は平均15000ドルも高かったという結果が出ています。
現在のレート(1ドル115円)で換算すると日本円で172万5,000円の差。
1つの数字でしかない、という見方も出来ますが大きな差が出ています。
ポジティブ心理学を学んで「ポジティブ度」を後天的に身に着ければ、高収入を手にできるかもしれません。
仕事
社会人になって付きまとうのがストレスです。
組織に属する事を選んだと言うことは、イコール自分の勝手には出来ないと言うこと。
人との摩擦、組織との考え方の摩擦、上司や部下、お客様。
ストレスはあなたのエネルギーを奪い、ポジティブな感情を低下させる原因になります。
ポジティブ心理学を学んで、ストレスの対処の仕方を身に着けることが出来たら?
あなたが本来持つ、ポジティブな心理をエネルギーに変える事が可能となります。
また、人事や福利厚生に関わる仕事をしている人であれば、まさに人と接する時に「学び」が活きてくるでしょう。
日常生活
仕事を離れたプライベートな時間でも、うまくいかない事でストレスを感じる事は多々あるでしょう。
家庭の事、お金の事、将来設計の事、親の介護の事、、、、
ストレスの原因は多種多様、仕事を辞めた後も夫婦間のストレスが生まれるかもしれません。
そんな時に役立つのが「ポジティブ心理学」で得た知識です。
多種多様なポジティブ感情には個人の注意力や認識力、行動力の幅を拡げ、寿命に代表される身体的資源や年収などの社会的資源を増大させる効果があることを見出しました。これを「拡張-形成理論」と呼びます。
どんな状態になったとしても、ポジティブな感情を維持する事で「幸せな状態」を手にすることが可能になります。
就職できるか?
日本ではまだまだ認知されていない学問です。
ポジティブ心理学を勉強したからと言って、即就職に繋がるとは考えにくいでしょう。
ただ、3年後、5年後を見越して学んでおくとあなたのキャリアアップの一助となるかもしれません。
wakuzoは20年の間にストレスのやり過ごし方を身に着けたつもりでした。
でも、最後にはポジティブ感情の全てがゼロになり、力尽きました。
あの時はすべて負の感情で支配されていた。
楽しさ(高揚感・喜び)
満足感・充実感(心の静けさ)
興味・関心・好奇心
愛情・感謝
上記の全ての感情がゼロだったと、振り返って思います。
これからキャリアアップをしていこうと考えている方には必須の武器。
自分を守り、部下を救う武器になるかもしれません。
まとめ
学び(インプット)は実際に利用、活用(アウトプット)して初めて役立ちます。
今回ご紹介したポジティブ心理学はまさにそのど真ん中の学問ではないでしょうか?
自分の仕事や生活、年収にまでプラスの影響があるからです。
いつも楽しく、プラスのエネルギーを纏って生きていたい!
毎日朝が来るのが楽しみ!!と自信をもって言えるように。
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