今日はグローバルな視点を持って見ようというお話です。
今自分が持っている考え方がすべてではないという事です。
育つ環境は選べない
私たちは決まった環境で育ちます。
育つ環境はほとんどが選べません。
世帯年収
家族構成
親の職業
住んでいる場所や住環境
学校や先生やクラスの友達
全ては選べないものです。
そういった選べない環境の元で育ち、育った環境で「考え方」が身につきます。
環境を変えると見えるものも変わる
環境を変えると見えるものが変わり、考え方も変わったりします。
付き合う友人なんかが良い例です。
クラス替えがあった(環境が変わった)
友達が新たに出来て、親友が一人で来た
その友人から刺激を受けて本を読むことが習慣になった
本を読むようになって、将来に対する考え方が以前よりも明確になった
など
特に若いときの環境の変化は
考え方に大きな影響を及ぼします。
10代で海外へ留学するのと、社会人になって経験を積み35歳で留学するのとでは大分違ってくるでしょう。
海外留学のメリット
明治大学の教授が発表した論文をもとにした記事を目にしました。
海外留学をした人としていない人でいろいろな調査をしています。
興味深い年収の差などもまとまっているので、気になる人は読んでみるとよいと思います。
海外へ全ての人が若いうちに留学すべきとは思いません。
お金も時間もかかります。
ただ、若いときの経験は「お金」には代えられないものです。
若いときに体験出来る事は、お金という代償を払っても経験すべきと経験上思います。
管理人のwakuzoも若いときに1人でアメリカやメキシコ、イタリアなどに旅をしました。
全てが良い想い出か?と聞かれるとそうでもありません。
苦い経験もしたり、なにか不完全燃焼だったという気持ちも残っています。
ただ、行って良かったことに間違いありません。
その時の等身大の自分がそこにあり、無我夢中でなにかを打破しようとしていた。
その為の1つの行動だったと思えるからです。
若いときの自分に伝えるのなら、旅ではなく「最低1年の留学」をしなさいと伝えるでしょう。
旅とちがって、留学をすればそこに人やコミュニティーとの接点が生まれるからです。
また、ホームステイでも寮でも生活して生き抜くスキルが身につきます。
外国語のシャワーを浴びて、自分の考えすら外国語で考えるようになるきっかけがつくれるのです。
海外留学のメリットは記事にも書かれているので割愛しますが、
1つ挙げるとしたら「グローバルな視点」をもつきっかけになる事です。
日本にいると、日本の生活が当たり前でそれしか選択肢が無いように感じる事があります。
とても窮屈だったり、退屈な人生のデザインしか描けないように感じる事もあります。
海外に出て、留学先で生活して東洋の小さな国「日本」を見てみて下さい。
日本の生活は「1つの選択」でしかないことに気づくでしょう。
人生は選べる
冒頭に育つ環境は選べないと書きました。
ただ、成長して大きくなると選べる事が増えてきます。
高校進学をする、しない。
大学や専門学校にいく、いかない。
就職する、しない。
どれも「行先き」を選ぶ事が出来ます。
何も選ばないで育ってきた人には「一定のストレス」が急にかかってきます。
する、しないの判断を迫られ、行先も選ばなければいけません。
wakuzoは苦痛でした。
高校から大学進学が当たり前だった環境で育ち、最初の大きな決断は「就職先」でした。
人生を左右する決断を「自分自身」でしてこなかったツケがまわってきたのです。
結局は誰にも相談できず、生き抜く為のスキルをそこから身に着けようと、専門技術を学べる学校へ行くことにしました。
中学卒業の時も、高校卒業の時も、自分がどうやって生きていくか考えるのを逃げていた結果です。
親から言われた通り、大学に行って卒業してよい会社に入ることが自分の人生にとって良い選択なんだと
自分で思い込むようにしていた結果、生きる方法まで人任せにしてしまっていたのです。
人生は選べる。
あなたにとって本当に必要なことを身に着けるために、今ある環境を変えるのも1つの方法です。
全てが解決するわけではありませんが、グローバルな視点を持つには最適な方法、それが海外留学です。
英語は1つのツール
今、グローバル企業で仕事をするには英語は必須スキルと言われています。
英語さえできればよい、と言うことではなく、道具です。
その道具を持っている人とそうでない人は「チャンス」の多さが変わってくるのです。
英語が話せれば、それだけ多くのチャンスがその人の人生には訪れます。
話せない人は限られたチャンスをものにするしかありません。
最低1年、見ず知らずの海外に単身飛び込んでグローバルな視点を身に着けてみる。
それは若いときにしか得られない「果実」を得る事に繋がります。