進路が決まらない君へ
正解はだれにもわかりません。
知ったかぶって、伝えるつもりはありませんが、
でも、少しだけ人生経験を積んでわかったことがあります。
失敗もたくさんして、成功体験も積ませてもらって、
これは「おそらく正しい事」と思えること。
大切な人に聞かれたらこう伝えよう、と思うこと。
それを今、文章にしよう。
少し長いかもしれませんが、読んでもらえると「気づき」があるかも。
進路なんて決まらなくて当然と思っていい
進路が明確に決まっている。
なんて人は稀。
10代中盤で進路が明確に決まっていて、将来は宇宙飛行士になる！！とかサッカー選手になる！！とか決まっている人はおそらく天才か「視野が狭い人」ではないだろうか？
あれこれ興味がある。
もしくは、何物にもなれないように感じる。
そんな人のほうがまともなように思います。
なぜなら、将来の自分を設計するだけの「経験」を積んでいないからです。
大切な事は自分で決める事
10代中盤で大切と思えることは
「自分で決める事」
言い換えると
「自分で決めた事と自分で納得する事」
それが親の影響であれ、兄弟の影響であれ、どんな影響があったとしても
最後は「自分で決めた道だ」と思えるかどうか。
家庭環境もある。
自分の努力の結果でもある。
でも、考えて考えて、最後に行きつくのは「結局は自分で選んだんだ」
そう思える人は強い。
wakuzoは若いときにそれがなかった。
今若いときの自分に何かを伝えられるのなら、そこを突き詰めろと言いたい。
「他人のせいにするな。親のせいにするな。」と。
自分で決めたら、結果は自分に返ってくる
自分で100％決めた結果と思えたら、出てきた結果についてまともに自分で受け止めるしかなくなります。
だから、苦しいかもしれない。
大失敗しても自分のせい。
大成功しても自分に返ってきます。
自分で決めたと100％思える人とそうでない人の違いはどこにあらわれるか？
まず、一歩目から違います。苦しいときの頑張りが違います。そして最後の最後の踏ん張りも違います。
なぜなら、自分で覚悟をもって決めたから。
やるしかない。
そう思ってスタートしたら、あとは苦しくても突っ走る。
どんなに苦しくても走り切る。そんな努力が出来るはずです。
実は社会人でもほぼいない
多くのビジネスパーソンが世の中にいます。
でも、ほとんどの人が「自分で決めた人生だ」
そう思って社会人をしている人は少数派です。
採用活動の時期がリーマンショック直後だったから、、、
最初に配属された部署の上司が〇〇さんだったから、、、
頑張りが公平に評価されない会社だったから、、、
居酒屋に行けば、そんな不満とかわいた笑い声にあふれています。
会社の文句を言ってうさを晴らしている人も、自分で決めてその会社に入社し、今もその会社から給料をもらうことを選んでいる。
自分で選んだ結果、それに気づいている人は「文句」「不平不満」を吐き出すような無駄な時間を過ごしません。
当たり前と思えるか
自分で選んだ結果が「今」です。
それが「当たり前」と思えたら、成長の余地は無限大です。
それが10代だったら、、、私は君に嫉妬してしまうかもしれません。うらやましい。
私は自分自身で腑に落ちたのは30代後半かもしれません。
社会経験を積んでいろいろなビジネスパーソンを見てきました。
そして不平不満を言うこと、文句をいいあえる仲間を増やすことにエネルギーを費やしている。
いかにそんな人が多いか、、失望もしました。
人間の力は無限大にある。
それを生かすも殺すも自分次第です。
無駄なことに費やすのではなく、価値あるものに費やしたいと思いませんか？
無駄な事と価値あるものの違い
無駄な事と価値あるものの違いを伝えましょう。
無駄な事は「あなたの夢に近づかない努力」です。
価値ある事は「あなたの夢に一歩でも近づく努力」です。
その時に近づいているであろうと思える事が大事。
もしかしたら検討違いと言うこともありえます。
それはムダではありません。
振り返って無駄だったなと思うことがあったとしても、その時に真剣に懸命に努力したことはあなたの経験として血の通った力になります。
そもそも「夢」なんてない？
wakuzoもそうでしたよ。
若いときに「夢なんて・・・」そんなもんってシラケてました。
夢なんてない方へ
1つ、固定観念を取っ払って考えましょう。
幸せの形は人それぞれでいいんです。
笑顔のあふれる家庭を持つとか、大きな戸建て新築住宅を建ててワンちゃんを飼うとか、、、、
よく世間で言われる幸せ像「夢」は全部ゼロにして考えてみましょう。
あなたが考える「最高の状態」とは？？
それが夢です。
過去の経験からでもいい、読んだ本や見た映画やテレビからでもいい。
あなたが思い描く理想の状態を想像してふくらましていく作業です。
wakuzoの場合、小さいころに連れて行ってもらったハワイのコンドミニアム。
白いラグが素足に気持ちい広いリビング
白で統一されたキッチン回り、充実した設備。
青い空と眼下に広がる海
白くて大きいソファーに、大理石風の白いキッチン
あんな場所に住めたらいいな。
それが自分にとって、「夢の原石」でした。
車があって、大きな冷蔵庫にいつも好きな食材を揃えられる経済力。
大切な家族と、気心の知れた友人。
そんな風にあなたの夢の原石を探し、ふくらましていって下さい。
最初はうまくいかないかもしれません。
でも、絡まった糸とほぐすように、トライしてみて下さい。
その作業が膨らんでいくと楽しくなってくるはずです。
理想が描けたら、あとは逆算して考える
理想が描けたら、あとはその理想の状態を実現するために必要なものをどのように身に就けたらよいか
考えましょう。
仕事、済む場所、家族、友人、、、
年収はどれくらい必要ですか？
住む場所は日本ですか？海外ですか？
自分の自由になる時間は一日どれくらい必要ですか？
上記の状態を作るためには、どんなスキルがあれば実現できそうですか？
今の自分とどれだけかけ離れていてもいいので、こんな人なら実現できそう！と考えてみて下さい。
人はお金だけあっても幸せにはなれない
wakuzoは若いときに「収入」で幸せは買える。
若干そう思っていたふしがあります。正確にはありました。
でも、実際に想像よりも多くの収入を得られるようになって分かったこと。
それは「間違いだったな」と言うことです。
解り易く、あなたが将来月収100万円を貰えたとしましょう。
でも、振り返って月収15万だったころの方が楽しかったな、幸せだったなと思うかもしれないと言うことです。
wakuzoがそう考えるのは
「理想の状態（夢）を追い求めている時が最高に楽しいと感じる」からです。
多くの収入を得て、大きな車と大きな家を建てて、理想が叶ったとしましょう。
追い続けたものが全て手に入った。
その時に別の夢があって追い続けているあなたがいれば別ですが、それがなかったとしたら。
とっても「つまらない」毎日になるはずです。
お金と時間はある。でも「やりたいことがない」
そんな人生、ほんとうにつまらないものです。
時間軸の考え
もう一つ大事なのが「時間の考え方」です。
役職を上げ、多くの収入を得られることはそれ自体素晴らしい事です。
ただ、その仕事にかける時間はどうでしょうか？
24時間のうちの20時間かけてしまう生活だとしたら？？
それは楽しい生活といえるでしょうか？
収入とそれにかけている時間
両方の軸を持っていないと、人生すべての時間を仕事にかけて
目標年収を達成して亡くなりました。と言われる人になってしまうかもしれません。
迷っている時間はパワーストックの時間
迷いはどんな人にもあります。
恥ずかしい事でもないし、自分がダメと思うこともありません。
迷っている時間は、あなたというロケットが発射する前のパワーを溜める時間です。
たっぷりパワーを溜めてよいスタートを切れることを祈っています。
良いスタートを切るために、この記事がヒントになってもらえると嬉しいです。
